XII−NO.12の戦士達−

第十節 二度目の約束
 
   
     第十節
 
    1
 
 水面に映った月の光が風に揺らぐ。日中は噴水となっている池も、今は夜の闇を映す鏡と化していた。
 音のない世界。
 ときおり、風が木々をざわめかせる程度だ。
 病院全体が眠りについたように暗闇にとけ込んで見える。
 昼間は入院患者でにぎわっていた敷地内の庭園も、今は凍りついたように感じる。
 もうどれくらいここに座っているんだろう。
 ぼく自身も木々や池と同じように凍りついてしまったようだ。
 刹那の時も経っていない気がするし、永遠とも思える時が過ぎたようにも感じる。
 ぼくはどこへ行きたいんだろう?
 ぼくは何がしたいんだろう?
 ずっと同じ疑問が心を、ぐらりぐらり、とかき回していた。
 ボールを蹴って相手ゴールにたたき込む。
 単純なことだ。
 サッカーはとてもシンプルなものなんだ。
 なのになんでこんなに難しいんだろう?
 サッカーと生きていくことが、激しい痛みや苦しみを伴う。
 楽しかった小中学校の頃。
 パスを出せばそこに圭吾がいた。
 走れば、ぼくの足元に、圭吾から寸分の狂いもないパスが届いた。
 同じゴールを目指していた。
 なのに圭吾はぼくが追いつけないほど先へ先へ行ってしまった。
 気がついたら別々のゴールを目指して、敵として向かい合っていた。
 同じゴールを目指すことなく、すれ違い、ぶつかり合うことしか出来なくなったぼくら。
 ボールを奪い合い、傷つけ合うことしか出来なくなったぼくら。
 復讐と憎悪にサッカーを利用している。
 十河は言った。
 でもそれは違うと思った。
 これは――この感情は復讐でも憎悪でもない。
 深い慟哭だ。
 悲しみがぼくの心を覆い、そこからもがき、抜け出したいと喘ぐ自分がいる。
 自分の弱さ。
 運命の過酷さ。
 圭吾への想い。
 サッカーをするたびに押し寄せてくるもの。
 十河はサッカーに怒りをぶつけている。
 圭吾はサッカーに楽しみを見いだす。
 そしてぼくは、サッカーに悲しみを感じる。
 チームプレー、スポーツを通じての交流、そういったものから遠く離れたところにいる。
 圭吾を失ってからぼくはずっと一人だった。
 広い広いフィールドの中で、ひとりぼっちだ。
 もうぼくのパスは圭吾に届かない。
 圭吾からボールを奪うことしか出来ない。
 ぽちゃん。
 無音の世界に、ひとつの音。
 投げ込まれた小石が、凍りついたようにみえた水面を激しく波立たせた。
 ふり返ると圭吾が立っていた。
 
   2
 
 圭吾はベンチに腰掛けると慣れない松葉杖を立てかけ、肩をぐるぐると回してほぐす。
 それから包帯でぐるぐるに巻かれて、二倍の太さになった足をベンチの上に乗せ、長く深いため息をついた。
 その足をみた瞬間、ぼくの心はズキリと軋んだ音を立てた。
「池野目がお見舞いに来てさ。帰り間際に売店行ってもらったんだ。その時、三汰を見かけたって言うからさ。なんか友達と話してたみたいだから声かけづらかったって」
 友達……十河のことだろうか? それともあの二人組だろうか? どちらにしても誤解もいいところだ。
「そもそも池野目が面会時間過ぎて怒られたくらいだろ。三汰は何してんのかなって。ひょっとして怪我を気にして会いにこられずに、病院の周りウロウロしてんのかなって――で抜け出してきてみたら、案の定こんなところでうじうじしてたし」
「うじうじなんかしてねーよ」
 ぼくがムキになって反論しても、圭吾は見透かしたように、ニヤニヤと笑っていた。
「あいかわらずプライドが高いよね。三汰は。ほら高校の時もさ、彼女にフラれてかなりヘコんでたのに、絶対認めようとしなかったもんな」
「あれは向こうが『サッカーしてるあなたが好きです』みたいな事言って告白しときながら、最後は『サッカーとわたしのどっちが大事なの』みたいな事言い出すから」
「そんなの適当に流しとけばいいんだよ。三汰は真面目すぎるの」
「はいはい。プレイボーイのアンタにゃかないませんよ」
「えー? この純真なぼくのどこがプレイボーイなのさ」
「純真な人はラブレターをゴミ箱に捨てたりしません」
「だって毎日何十通と届くんだよ。全部とっておいたら部屋中が手紙だらけになっちゃうじゃん」
「なにそれ自慢話?」
 何も変わらない。
 圭吾との会話。
 だけど心の奥で、チリチリと燻るものがある。
 表面には浮かび上がってこないものが、ぼくたちの会話の奥に潜んでいる。
 それを手に取ったら、壊れてしまう。
 ガラス細工のように作られたぼくらの日常会話。
「朝カーテン開けたら女の子が窓の外に立ってたり、一人の子から一時間の間にメールが五十件も届くのが自慢になるなら、いくらでも自慢してやるよ」
 笑顔の裏に見え隠れするもの。
 臆病なぼくらが踏み出せない一歩。
「圭吾が曖昧な態度をとるからだろ。八方美人なんだよ。誰にでもいい顔して。結構残酷だぜ。その気もないのに期待させちゃって。ハッキリ言ってやればいいのに」
 圭吾はむっとした表情を浮かべる。
「じゃあ、ハッキリ言うよ――」
 ぼくは漠然と思っていたことがある。
 このガラス細工の関係を壊すのは圭吾だと。
 踏み出せない一歩を、先に踏み出すのは圭吾だと。
「憎んだよ」
 予想していたから、ぼくは圭吾の発したその言葉を、正面から受け止めることが出来た。
「ぼくを怪我させた三汰を憎んだ」
 言葉の内容とは裏腹に、圭吾の表情はとても穏やかなものだった。
 まるでもう過ぎ去ったことだと、遠い昔を語るように。
「だけど今は少しホッとしてるんだ」
「ホッとしてる」
「うん」
 圭吾は頷いて池に目線を走らせた。その横顔がとても疲れて見えるのは錯覚だろうか?
「日本中の期待。ユースのエースを背負うという責任感。そしてピクシーの10番。誰もがぼくを頼る。だけどぼくは頼るべき相手がいない」
 プレッシャー。
 ぼくに怒りをむけた豊田スタジアムのサポーター達。その裏返しに圭吾に向ける彼らの期待。
 そしてそれ以上に日本中が彼にかける期待。
 ぼくでは理解できないほどのプレッシャーが圭吾にかかっていたんだろう。
 ぼくは圭吾がそのプレッシャーすら楽しんでいるんだと思った。
 遠く遠く先へ行ってしまった圭吾。
 だけど圭吾は圭吾で孤独だったんだ。
 ぼくたちはお互い別々の場所で孤独を感じていた。
 圭吾が踏み出した。
 だからぼくも踏み出さなきゃいけない。
 圭吾に応えなくちゃ。
「ぼくは狙った」
 ぼくの言葉に引き寄せられるように、圭吾の視線が池からぼくの方へと戻される。
「結果的にはボールにいったかもしれない。でもあの時、ぼくは圭吾を止めようとしたんだ……ファールでもいい……遠く離れていく圭吾を止めようとした」
 圭吾はぼくの告白をだまって聞いていた。
 表情一つ変えることなく。
 しっかり受け止めるように。
 多分ぼくなら目をそらしただろう。
 圭吾には受け止めるだけの強さがある。それ故に自分を孤独にしてしまう強さ。
 ぼくが持つ極端な弱さ。
 圭吾がもつ極端な強さ。
 それゆえに招いてしまった孤独。
 ぼくがもう少し強くて、圭吾がもう少し弱かったら、ぼくたちはこの世界でもっと上手くやっていけただろうか?
「三汰」
 圭吾は月を見上げてぼくを呼んだ。
「ぼくはさ。君が誘ってくれればパイレーツに入ったってかまいやしなかった。確かにピクシーは――ストイコビッチは憧れだったけど……君さえ誘ってくれれば、ぼくは喜んでパイレーツのセレクションを受けに行ったよ」
「セレクションなんて受ける必要ないよ。君が望んだらウチの社長は喜んで獲得に乗り出したろうね。スター選手が大好きな人だから」
 おそらく圭吾は本心から言ったのだろう。
 それは十分にわかっていた。
「圭吾。もう二度とそんな事言うな。グランパスに入ってピクシーのいたピッチに立つことは、ぼくたちの夢だっただろ」
「……うん。ごめん……」
 圭吾は短く息を吐き出した。
 ぼくも夜空を見上げ同じようにした。
「夜になると、まだまだ寒いね」
「だいぶ暖かくなってきた方だと思うけど」
「ちょっと薄着すぎたかな……もう戻るよ」
 圭吾は慣れない松葉杖で立ち上がろうとした。おぼつかない様子にぼくは手助けしてやる。圭吾は短く「ありがとう」といった。それが手助けしてやったことに対してなのか、全然別のことに対してなのかぼくにはわからなかった。
 圭吾はひょっこり、ひょっこりと進んでいき。少し離れたところで立ち止まった。それから首だけ動かしてぼくの方を見た。
 ぼくは目をそらさず、しっかりとその視線を受け止めた。
「オランダに行くことにしたんだ」
「オランダ?」
「チームドクターの紹介で、オランダに名医がいるらしいんだ」
「そっか」
「三汰。ぼくは必ず帰ってくる。怪我を治して……そしたらまた同じピッチに立てるかな?」
 ぼくはすぐに答えられない。
 圭吾は知らない。ぼくがサッカーをやめようとしていることを。
 約束を反故にしようとしていること。
 だけどぼくは――
「ピッチの上で待ってる」
 嘘をついた。
 圭吾は笑った。
「だから絶対に戻ってこい! 十河とかいう奴がお前の10番はもらったとか言ってた。あんな奴にいつまでもいい顔させとくな!」
「彼か……」
 思い当たることがあるのだろう。圭吾はあからさまに苦笑いを浮かべた。
「十河は十分に10番を背負うだけの実力をもっているよ」
「ねーよ! ユースの10番はお前のものだ!」
 あんな奴に圭吾が負けることは許せない。
「開幕戦で三汰達のチームと当たるんだっけ?」
 圭吾の言葉にぼくはとまどいながらも頷いた。開幕戦の頃には、ぼくはチームにいないかもしれない。
「解き放て! 三汰!」
 圭吾が何を言ったのか理解できなかった。
「自分で自分の可能性をしばるな。解き放つんだ! そうすれば三汰は十河なんかに負けないよ」
 圭吾はそう言い残して、今度こそ本当に去っていった。
 ぼくは取り残されて、月を見上げる。
 十河を倒すこと。
 それは圭吾の役目だ。
 ぼくはもうピッチを降りる。
 約束は果たされない。
 解き放て!
 圭吾の言葉だけが、夜風に流されることなく、いつまでもそこに残っている気がした。
 
   3
 
 灰色の空。
 春の陽光を遮る分厚い雲の下、幾多ものボールが飛び交う。
 春先の冷たい空気を裂いて、ボールが弧を描きぼくの足下へ。
 ため息をつくほど美しい軌道。
 ぼくは一歩たりとも動く必要はない。正確にボールはぼくのトラップしやすい位置に納まる。
 図師陽介のキック精度はチーム一正確だ。キックの精度だけならJ1でも十分通用するだろう。
「おーい。見た? 見た? いまのカーブ。すげー落ちただろ。まさにワールドクラス」
 図師は手を振ってぼくに陽気な笑顔を向けてくる。
「ヘコー! アンタ、アホか! 走り込まな、練習にならんでしょ!」
 逆サイドで関東弘道が大声を張り上げた。図師は「あ、そっか」と口を動かし、慌ててゴール前に走り込む。
 ぼくはそのまま受け取ったボールを左サイドの関東に流し、関東がゴール前にセンタリングをあげる。
 そしてゴール前に走り込んだ図師が見事に空振りしてみせた。
 図師は止まっているボールを蹴るのは得意だが、動いているボールをとらえるのは苦手らしい。
 ヘラヘラと頭をかきながら苦笑いを浮かべる図師に、センタリングをあげた関東がキーキーと文句をつけていた。
 ぼくは視線を巡らせ金網の向こうを見る。
 月島練習場には二つのグラウンドがあり、金網でしきられた片側のグラウンドでは、レギュラー組が練習にはげんでいた。
 パイレーツはグランパス戦からJ2のポルトファーロ船橋と練習試合を行い、0−1で敗戦し、都内の大学と戦って、やっとこさ3−1で勝利した。
 その二試合とも、ぼくは出場していない。ディフェンスの中央には昨年までレギュラーだった正木さんが入った。
 多分このままのメンバーで開幕戦を迎えるのだろう。
 あのグランパス戦の結果をみれば、神楽監督もぼくのコンバートが失敗だったと思っているはずだ。
 おそらくはトップ下を務める福田の控えとしか考えていないだろう。
 だけどもし福田が怪我をしたとして、ぼくに出番がまわってきた時。
 ぼくはピッチの上に立てるだろうか?
 プレー出来るだろうか?
 今でも耳の奥で、圭吾の足を破壊した音が木霊する。
 何度もあのシーンを夢に見る。
 圭吾は過ぎ去ったことだと、ぼくを責めたりしなかった。
 だけど圭吾はもうピッチの上にいない。
 あの豊田スタジアムのピッチの上に立つことが出来ない。
 ひょっとしたら二度とサッカーができないかもしれない。
 それなのにぼくだけが、のうのうとサッカーを続けるなんて、許されるはずがないんだ。
 
 あれは壁凪の野郎が貧弱だっただけだ。オメーに落ち度はない。
 
 十河の言葉が蘇る。
 圭吾を、圭吾のプレーを、圭吾のスタイルをバカにした。
 十河大作。
 アイツだけは許せない。
「なあ、もう一本行こうぜ。次はちゃんと走り込むからさ」
 図師が近づいてきてぼくにボールを投げる。
 ボールはテイン、テインと跳ねて。ぼくの腰のあたりに当たって、力無く転がった。
 図師が訝しげにぼくの顔をのぞき込む。
「なあ。図師って次に当たるテンペストの十河のチームメイトだったんだよな」
「ああ、大ちゃん。そうだよ。まあ別に仲良しではなかったけどね。大ちゃん、練習さぼって不良仲間とつるんでばっかだったし」
「練習サボって? よくそれでレギュラーになれたな」
 十河や図師の所属していた福岡清明は、古くからスポーツ学校として有名で、ことサッカー部は松根監督のもと、一昨年、インターハイ、国体、選手権と三冠を達成している。
 そして二年連続三冠を阻み、二年半ぶりに高校サッカー史上最強のチームといわれた福岡清明に黒星をつけたのが、圭吾を中心としたぼくらの東城高校だった。
「まあね。大ちゃんは特別待遇だったからさ」
「よく監督が許したな」
 福岡清明の松根といえば、高校サッカー界でも九州の猛将――松根勝夫として名を馳せている。
 ただ彼の走力、体力などのフィジカルを重視したロングボール主体のサッカーは古いと非難され。近年はパッとしない成績に終わり、若くて新しい戦術を取り入れた監督の台頭もあり、松根も限界だといわれていた。
「上級生にきくと監督も悩んでたみたいでさ。ほら、うちの高校って俺らの入学前に県予選敗退してるだろ。それで監督もいい歳だし、引退を考えてたらしい。でも大ちゃんが入学してきて考えを変えたみたいよ。こいつを三年かけて育ててみたいって」
 名将松根の引退を思いとどまらせた人物。そして厳しいといわれる監督に特別待遇を許された人物。
「同級生としてはヒヤヒヤさせられたよ。大ちゃんはさ、絶対に折れないし。まあそれでもいつか監督がなんとかするだろうって思ってた。でも折れたのは監督の方だった。いつだったか『大作は飼い慣らそうとしない方がいい。飼い慣らそうとすれば大作の才能をつぶすことになる』とかボヤいてたのを聞いたよ」
 才能。
 名門である福岡清明とユースのエースを背負い。期待に応え続けてきた才能。
 それゆえに許された尊大さと傲慢な振る舞い。
 己の信念を突き通し、まわりを服従させてきた強さ。
 己の信念を守ろうとして、周りから叩きつぶされたぼくとは、まったく対照的な存在。
「……サッカーに対する復讐」
 ぼくがつぶやいた言葉に、図師が反応した。
「復讐か……そうかもね。大ちゃんの親父、Jリーガーだったみたいでさ。それも発足当時でチケットがプレミアだった頃の。Jリーガーってだけでチヤホヤされて、相当遊んでたらしいよ。結局、無茶な投資して借金残して蒸発したみたい。それで大ちゃんのお袋は相当苦労させられて病気になったらしい。今でも入院してるってさ。サッカーに復讐したいっていうより、サッカーしてた親父に復讐したいって感じかな。プロになって、海外移籍して、大金稼いで、俺を捨てたことを後悔させてやるって」 
 十河の怒り。
 父親に対する復讐心。
 ただポジションを奪われて、いじけて、幼なじみに嫉妬していたぼくがかなうはずもない想い。
 全然同じじゃない。
 十河は同じ人種だと言ったけれど、見当違いもいいところだ。
 ぼくには圭吾のような心からサッカーを楽しいと思える感情も、十河のような強く揺るぎない怒りもない。
 ただ自分の悲運を呪っているだけ。
 同じピッチで戦う資格なんてない。
「なあ、そろそろ練習も終わりだし、もう一本やろうぜ。次の紅白戦で、このパターンでレギュラー組から点とってアピールしようぜ」
 図師がボールを拾ってぼくに差し出してくる。
 ぼくはそのボールを受け取らずに背を向けた。
「調子が悪いみたいだ。また今度な……」
「えー! 俺の華々しい得点シーンが」
 図師はそのあともいろいろとぼやいていたが、よく聞き取れなかった。
 全然練習していないのに、とても疲れた気分だった。
 練習場を出る瞬間、神楽監督と目があった。
 怒っている風でも、訝しんでるでもない。ただじっとぼくを見ていた。
 監督。
 あなたは、ぼくに何をしろと言うんですか?
 ぼくはこの先、どうすればいいんですか?
 ぼくの言葉にならない問いに、神楽監督は答えることはなく、視線を練習場に戻した。
 ああ、まただ。
 またこうして他人に答えを求めようとしている。
 そして他人の決めたことに、責任をなすりつけるんだ。
 こんな目にあっているのは、あの人のせいだと。
 ぼくは本当にずるい人間だ。
 最低な奴だ。
 雲の下に流れる空気が、とても重く感じられた。
 ……疲れた。
 

        つづく


  
     




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